フィリピン・セブ島の留学で必要になるビザや必要書類について
こんにちは!
フィリピン留学をお考えのみなさんの中には、「どんな書類を用意すればいいんだろう?」という方も多いのではないでしょうか。
「パスポートだけじゃダメなの?ビザ?それ何?どこでもらえばいいの?」
という方もいらっしゃるかと思います。
そんなわけで、今回のテーマは「フィリピン・セブ島の留学で必要な書類について」です。
特に、今回初めて海外に打って出る!という方は、チェックしておくことをおすすめします!
■就学許可証(SSP)
海外に出るためにはパスポートが欠かせませんが、フィリピンで語学留学をする際には、そのほかにもうひとつ「SSP」という書類が必要不可欠です。
「SSP(Special Study Permit)」は、フィリピン留学をする際、期間に関係なく必要な証明証。
フィリピン法務省管轄の移民局が発行します。
これは、具体的には「観光目的の外国人が、滞在期間中に合法的に語学を勉強する」ということを証明するものです。
滞在中(179日以内)に必ず一度はSSPの申請が必要になります。
179日を経過後も留学を続行するのであれば、再度SSPを申請します。
ちなみに、SSPは学校ごとに申請が必要です。
もし、滞在期間中に他の語学学校に転校するのであれば、再度SSPを申請する必要があります。
仮に1校目に申請したSSPが有効期間内だったとしても、2校目で引き続き利用することはできません。
フィリピンで留学を考えている日本国籍の方は、パスポートと別にSSPが必須ということを覚えておきましょう!
■観光ビザ
「海外旅行にはパスポートとビザが必要」と聞いたことがある方も多いと思います。
パスポートは、いわば国外に渡航する際に必要な「身分証」です。
これに対してビザとは、渡航先の国が外国籍の人に対して入国を許可するために発行する「入国許可証」。
発行する目的によって発行元も異なります。
ただしフィリピンでは「30日以内の滞在」については、ビザが不要とされています。
しかし、31日以上の滞在については「SSP」に加え「観光ビザ」の取得が必要です。
観光ビザを取得することで29日の滞在期間が加わり、合計59日(ビザなしで滞在できる30日+29日)の滞在が認められます。
観光ビザの申請は2通り
申請・取得方法は出国前に日本で行う方法、フィリピン入国後現地で行う方法の2つがあります。
〈日本で申請する場合〉
申請先:フィリピン共和国大使館領事館(東京)、在大阪・神戸フィリピン総領事館(大阪)
費用:無料
ただし、必要な書類が10種類以上あり、全部揃えるのが大変であることから、ほとんどの方は現地(フィリピン)で申請を行います。
〈フィリピンで申請する場合〉
申請先:フィリピン各都市にある入国管理局(イミグレーション)
必要な物は以下の通りです。
(1)パスポート
(2)証明写真(2インチ×2インチ、背景は白)1枚
(3)ビザ申請書(窓口で配布)
(4)3,030ペソ(約7,000円)
※なおNILSではスタッフがビザ手続きを代行していますので、入国前にビザを取得する必要はありません。
「観光ビザの延長」について
60日以上の語学留学を検討している方は、「観光ビザの延長」が必須です。
フィリピンの各都市にある入国管理局で行います。
1ヶ月(30日)、もしくは2ヶ月(60日)の観光ビザ延長申請が可能で、代金の支払いも入国管理局で行います。
延長申請を行う際の支払いは、現金(フィリピンペソ)のみです。
クレジットカードなどは使用できませんので、学費や生活費のほかに、延長申請にかかる代金を必ず用意しておきましょう。
具体的には、
1ヶ月:不要
2か月:3,130ペソ
3ヵ月(1ヶ月+2か月):7,590ペソ(ACR-Iカードと呼ばれる外国人登録証の発行料含む)
4か月(2か月+2か月):4,150ペソ
※ただし、ビザの更新料金は、高い頻度で変更あり。
※初回の延長は「1ヶ月」のみ。2回目以降から、延長期間を「1ヶ月」「2ヶ月」から選択可能。
ビザの延長を行わないと、留学生であっても「不法滞在者」になってしまいます。
遅延すると、1ヶ月あたり500ペソ(約1,100円)のペナルティが発生するので注意しましょう。
■まとめ
フィリピン留学に必要になる証明書、申請は下記のとおりです。
【30日以内】SSPのみ
【31日~59日以内】SSP+観光ビザ
【60日~91日以内】SSP+観光ビザ+観光ビザ延長申請(1ヶ月分)
【90日~119日以内】SSP+観光ビザ+観光ビザ延長申請(2ヶ月分)
【120日~149日以内】SSP+観光ビザ+観光ビザ延長申請(3ヶ月分)
【150日~179日以内】SSP+観光ビザ+観光ビザ延長申請(4ヶ月分)