ネイティブが使う”How are you”にはどう返す?【NILS英語講座】
こんにちは!語学学校NILS(ニルス)です!
皆さんは、英語で挨拶する時の”How are you?”(お元気ですか?)に、どのような返事をしていますか?
教科書では ”I’m fine, thank you. And you?”(元気です、ありがとう。あなたは?)と習いましたが、実はネイティブスピーカーはこのような返事の仕方はしないんですね。
では何て返事をするのが正解なんでしょうか?
今回は、ネイティブが使う“How are you?”に対する返事に悩んでいる方に向けた記事になります。
もっと英語のバリエーションを増やしたいとお悩み中の方や、ネイティブみたいなカッコいい英語を話したいとお考えの方、必見です。
目次
“How are you?”への答え方、みんなどうしてる?
英語を話す上でかかせない質問とも言える、
“How are you?”
(お元気ですか?)
というワンフレーズ。
皆様は何とお答えしていますか?
冒頭にも説明いたしましたが、私たちが学校で繰り返し練習した
“I’m fine, thank you. And you?”
(元気です。ありがとう。あなたは?)
というフレーズですが、実はとっても古い言い回しで今はあまり使われていません。
実は““How are you?”という質問は、「健康状態を訪ねているだけの質問」ではなく「あなたと話したい」という意思表示になるんです。
英語圏の方々は毎日の生活の中で沢山の「スモールトーク」をする事により、円滑な人間関係を築く文化があります。
今日の健康状態や気分だけでなく、最近あった事や人間関係の変化、うまく行っている事や旅行や趣味であった出来事などを話すきっかけとして「スモールトーク」が使われるので、ぜひとも自分の事や相手の話を聞くチャンスとして挨拶をしっかりできるようになりましょう。
初級編:”How are you?”に返事をしてみよう
““How are you?”と聞かれたら、まずはご自身の体調について答えられるようになりましょう。
元気だったり、眠かったり、お腹が空いていたり、まあまあだったり….。
自分の今の状況を伝える事はそんなに難しい事じゃないですよね。
まずは“I’m fine.”以外の返事をする事が上達の一歩です!
★元気である時
“I’m good. “(元気だよ)
“I’m pretty good.”(とっても元気だよ)
“I’m great.”(元気だよ)
“I’m excellent.”(素晴らしいよ)
★普通な時
“I’m all right.”(大丈夫だよ)
“Not bad.”(わるくないね)
“I’m so-so.”(まあまあかな)
“I’m OK.”(問題ないよ)
★体調が悪い時
“I don’t feel well.”(あんまりよくないんだ)
“Not so good.”(そんなに良くない)
“I’m sick.”(病気なんだ)
“I am very sleepy.”(とっても眠いよ)
“I’m hungry.”(お腹が空いた)
中級編:”How are you?”ネイティブならこう返す!
ご自身の体調について言えるようになったら、次はネイティブスピーカーが良く使うフレーズを覚えてみましょう。
自分の体調だけでなく、状態や精神状況などを加味して色々な表現をする事ができます。
色々なフレーズを覚えて表現の幅を広げると、楽しく英語のやり取りができるようになるでしょう。
また、“I’m sleepy.”と答えたら“Why?”という風に新たに質問を受ける事もあるので、そこから話を広げたり、“And you?”と相手の体調の事も聞けるようになると良いでしょう。
★最高!と伝えたいときのネイティブフレーズ
“Better than ever.” (最高だよ)
“Never been better.”(最高だよ)
“Couldn’t be better.”(最高だよ)
どれも最高だよ!というときの表現です。
「今より良い調子はない」のだから、「今が最高に良い」という意味です。
“Pretty good.” (とてもいいよ)
“Awesome!”(素晴らしい!)
“I’m beaming!”(最高だよ!)
★気分が良くない事を伝えたいときのネイティブフレーズ
“I’m dying.”(死にそうだよ)
“I’m not so well. “(そんなによくない)
“I’ve been better.“(前の方がもっと良かった)
“I’m terrible.”(ひどく悪いんだ)
“I’m exhausted.”(へとへとなんだ)
“I’m feeling blue.”(憂鬱だよ)
★普通かな、と伝えたいときのネイティブフレーズ
“Nothing special.”(特に何もないかな)
“Same as usual.”(いつもどおりだよ)
ネイティブが良く使うフレーズです。
いつも通りだよと伝えるのももちろんいいのですが、会話が広がりにくいのでコミュニケーションを取りたい人との会話の中では避けましょう。
上級編:”How are you?”から話を広げてみよう
英語での挨拶に慣れたら、次は自然に次の会話に進んでみましょう。
皆さんも日本語で「最近どう?」と聞かれて、「最近お腹の調子が悪くてさ、この前なんてさ」といったように、次の話題に進む事がよくありますよね。
英語でも、初めの挨拶から話題が広がって、いつのまにか何時間もしゃべり続けていた、なんて事もあります。
★ネイティブならこう話を続ける!
“I’m great! I went to a hot spring yesterday.
It was perfect day.”
( 最高だよ!昨日温泉に行ったんだ。完璧な1日だったよ)
” Couldn’t be better! I just bought a new car!”
(絶好調だよ!新しい車を丁度買ったんだ!)
★“But…”(だけど)を使って話を広げるネイティブ表現
“I’m great! But I’m a little hungry now. “
(元気だよ!でもちょっと今お腹空いてる。)
“Awesome! But it’s raining.”
(最高だよ!でも雨だね。)
★“Because…”(なぜなら)を使って話を広げるネイティブ表現
“I’m beaming! Because I’m going on a date with her tonight.”
(最高だよ!だって今夜は彼女とデートがあるんだ!)
“I’m dying. Because I just broke up with her”
(死にそうだよ。ちょうど彼女と別れたんだ。)
★聞いてほしい話があるときの“Guess what?”(きいて?)
“Never been better. Guess what? Now I have a sister!”
(今までになく最高だよ。きいて?妹ができたの!)
★最後は相手に尋ねる“How about you?”(あなたは?)
“Nothing special. How about you?
(とくになにもないよ。君はどうだい?)
“I’m excellent. I passed the exam! How about you?“
(素晴らしいよ。試験に受かったんだ。君はどうだった?)
まとめ
いかがだったでしょうか?
挨拶は英語を話す上で基本中の基本!
ネイティブスピーカーのように、かっこよく自然と会話を盛り上げられるようになったら、もっと英語を使ってやり取りしたくなりますよね。
今回の記事に載っているフレーズをしっかり身に着けて、自信を持って挨拶ができるようになりましょう!
もっと英語を勉強したいとお思いの方、お気軽に語学学校ニルスにお問い合わせください。