“Sorry”以外の英語でごめんなさいと伝える英語表現まとめ
英語で謝る時と言えば、“Sorry”又は“I’m sorry”というのはほとんどの方も知っているかと思います。
でも“Sorry”だけでは少し物足りないですし、フォーマルやビジネスなどのシチュエーションに合わせた表現を使って、語彙を豊かにしていきたいですよね。
そこで今回は英語で「すみません」「ごめんなさい」と謝る時の“Sorry”以外のいろいろな表現をご紹介します。
目次
友達に使える“Sorry”以外の表現
“My bad.”
「ごめんね」や「すまん」という意味です。
“My bad”はとても砕けたニュアンスなので、家族や友達同士でよく使われるフレーズです。
例文
“My bad. I thought we were meeting at 6:30.”(ごめんね。6時半集合だと勘違いしてた。)
取り返しのつかない致命的な過ちや失敗などを犯した時には“My bad”を使わないようにしましょう。
“My fault”
「私のせいだ」という意味です。
“My fault”は自分に非があることを認めている表現で、“My bad”より丁寧な表現です。
フォーマルな英語表現を使うポイント
まずは、フォーマルな英語とはどのような表現なのか、3つの大きなポイントをご紹介します。
カジュアルな単語・フレーズを避ける
英語には多くの場合、同じ意味を表す単語がいくつか存在するので、その中からカジュアルすぎる単語・フレーズを避けることが大事です。
と言われても、「どれがカジュアルかわからない」という方も多いと思いますので、一例を挙げておきます。
例:“My bad”→“I’m sorry.”
長い文章を使う
一般的に、1単語や短い文章よりも、長い文章の方が丁寧・フォーマルとされています。
フォーマルな謝罪では、具体的に何に対しての謝罪なのかを述べるのが一般的です。
例:“We’re sorry”.→“We are sorry for the delay.”
省略形を避ける
フォーマルなビジネスメールやレターにおいては、I’m、We’re、We’llなどの省略形が避けられます。ただ、通常の会話やメールでは省略される事が多いです。
例:“I’m sorry.”→“I am sorry.”
これら3つのポイントを意識するとフォーマルな英語表現になります。逆にこれと反対の事をするとカジュアルな表現になります。
フォーマルな「ごめん」「申し訳ありません」の英語表現
ここでは、フォーマルな「ごめん」「申し訳ありません」を表す基本の英語フレーズをご紹介します。
“I’m sorry for~”
失態をしでかしてしまった場合は、“I’m sorry for~”(~ですみません)”を使います。
【例】
“I am sorry for the short notice.”
(急な連絡で申し訳ありません)
“I’m sorry for being late to school.”
(学校に遅れてしまいすみません)
“I’m sorry for not keeping the promise.”
(約束を守らずにすみません)
“I/We apologize for~”
“I apologize for~”で(~のことで謝罪する)という意味になります。
“sorry”よりもかしこまった言い方で、会話よりもアナウンスやメールで使われることが多いです。
【例】
“We apologize for the error.”
(間違いがあり、申し訳ございません)
“We apologize to our customers for any inconvenience.”
(お客様にはご不便をおかけし、申し訳ありません)
「誰に」を入れる場合には”apologize to 人 for ~”の形で答えます。
“apologize”は形式的なニュアンスがあるので、会話の中で頻繁に使っていると、形式的に謝っているだけだと受け取られてしまうこともあります。
申し訳ありませんを強調した英語表現
「本当に申し訳ありません」のように謝罪の気持ちを強調する最も簡単な方法は、副詞を使うことです。
さっそく例文のように使ってみましょう。
“We deeply apologize for the poor standard of service you received.”
(お客様が受けられた水準の低いサービスに対し、深くお詫びいたします)
この文では、“deeply”を使い“apologize”を強調しています。
“Please accept our sincerest apologies for the error.”
(間違いに対し、心よりお詫び申し上げます)
ここでは、“apology”/“apologies”は名詞の為、形容詞の“sincere”や“deep”を使って修飾し、謝罪を強調しています。
シチュエーション別「ごめんなさい・申し訳ありません」の英語表現
ミスをした時の表現
“I’m terribly sorry.” “It’s my fault.”
(本当にすみません。全て私のせいです)
“I apologize for my mistake.” “ I should have been more careful.”
(間違えてしまい申し訳ありません。もっと注意すべきでした)
電話をかけるのが遅れた時の表現
“I’m sorry for not calling you back last night.”
(夜は折り返しの電話かけないでごめんなさい)
“I am sorry for not calling you back sooner.”
(すぐに電話を返さないでごめんなさい。)
この例文のように、「~しなくて」という否定の時には“for”の直後に“not”を入れて使います。
接客でよく使われる申し訳ありませんの表現
“Thank you for your patience.”
(お待たせして申し訳ありません)
“We apologize for the inconvenience and thank you for your understanding.”
(ご不便をおかけし申し訳ありません。ご理解いただきありがとうございます)
このように、接客業やカスタマーサービスでは、謝罪するのではなく感謝する英語表現もよく使われます。
まとめ
いかがでしたか。今回は“Sorry”以外のいろいろな「すみません、申し訳ありません」の英語表現をご紹介しました。
英語の謝罪の言葉は、それぞれにシチュエーションがありますが、適した表現が違うということがわかったと思います。
最初からカジュアルな表現を使うよりも、ますはきちんとした表現を使うことをオススメします。
ぜひ今回紹介した表現を覚えて使ってみてくださいね。英語力を向上させたくて語学留学をご検討中の方はお気軽にニルスへお問い合わせください。
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