セブで使えるお金って?現金とカードについて
こんにちは!語学学校NILS(ニルス)です。
セブ島で留学を考えているみなさんは、滞在中のお金について心配されている方も多いと思います。
今回は、フィリピン・セブ島で使えるお金について、利用できるカードや便利なカードについてお話したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
■セブ島の通貨
フィリピンの通貨は「フィリピンペソ」が主流です。通称「ペソ」で、お店などでは「P」と省略して
表示されています。
お札は「1,000P」「500P」「200P」「100P」「50P」「20P」の6種類。硬貨は「1ペソ」「5ペソ
」「10ペソ」の3種類です。
このうち、よく使われる紙幣は「100P」「50P」「20P」です。
なお、「1,000P」「500P」はフィリピンでは「お釣りが用意できないほど大きい紙幣」であり、小さなお店では利用拒否されることもあります。
またセブ島のタクシーの初乗りは40ペソ(約110円)、加算料金が3.5ペソ(約9円)と格安ですが、そのため高額紙幣ではお釣りの持ち合わせがないと言われてしまうこともあります。
マクタン・セブ空港で「円→ペソ」に両替したあとは、早いうちに、空港内のお店などで「1,000P」「500P」を細かい紙幣に崩しておきましょう。
■旧紙幣は利用不可
日本では、古い通貨にはプレミアがついて「お宝」扱いされることもありますよね。
しかし、フィリピンでは旧紙幣は無価値です。
2010年に現在の紙幣のデザインに変更されましたが、2016年以降は旧紙幣の使用が一切できなくなっています。
旧紙幣を持っていても、銀行で交換さえしてもらえません。
そんな中、お釣りに旧紙幣を混ぜる不正行為を行う人もいるので、旧紙幣のデザインは覚えておきましょう。
フィリピンでは、「お釣りはその場で確認」が基本です。
もし旧紙幣を見つけたら、その場で「これ旧紙幣ですよ(This is an old banknote.)」と伝えましょう。
■円に換算する方法
フィリピンペソのレートは毎時変動しますが、だいたい「1ペソ=2.0~2.2円」ほど。
「日本円でいくらか?」と換算するのであれば、フィリピンペソの値段に2.0~2.2円を掛ければOKです。
〈例〉
100ペソ:100P×2.0~2.2円=220円
3,000ペソ:3,000P×2.0~2.2円=6,000~6,600円
■フィリピン人は現金主義
現在、日本をはじめ世界各国で進められている「キャッシュレス化」。
しかし、フィリピンではそれほどキャッシュレス化は進められておらず、国民のほとんどが「現金派」です。
特に個人が営業している商店では、クレジットカードの利用やキャッシュレス決済ができないお店が多いため、基本的には「現金しか使えない」と思っておいたほうが良いでしょう。
ちなみに、大手ショッピングモールなどでは、クレジットカードやQRコードで支払いをするための端末が用意されているお店もありますが、国民の浸透率は低く、端末があっても使っていないという場合もあります。
■利用できるクレジットカード
圧倒的に現金で支払うシーンが多いセブ島ですが、外国人向けのレストランや空港などでは、クレジットカードを利用することが可能です。
特に、
・MasterCard
・VISA
以上のカードは、「クレジットカードOK」と記載のあるお店であれば高確率で利用できます。
その一方で、
・JCB
・アメリカン・エキスプレス
・ダイナースクラブ
上記3つのカードについては、お店によっては利用できないこともあるので注意しましょう。
○VISAデビットカードが便利!
短期留学の方セブ島で生活するためのお金をすべて現金で持っていくことになると思いますが、長期留学の方は「国際キャッシュカード」がおすすめです。
特に、ジャパンネット銀行などが発行している「VISAデビットカード」がおすすめ。
利用した分は、すぐに日本で引き落としが行われます。さらに、引き落としを知らせるメールには「日本円でいくら使ったか」の記載があるのも便利です。
使い方は以下の通りです。
1:キャッシュカードを挿入
2:「withdraw(引き出す)」を選択
3:「saving」を選択
4:パスワードを入力
5:引き出したい金額を入力
6:お金と返却されたカードを受け取る
○引き出す際の注意点
フィリピンのATMでは、1回につき10,000ペソまでしか引き出すことができないので注意しましょう。
また、フィリピンには24時間稼働しているATMが街中のいたるところで見られますが、いくら「セブ島が他のエリアに比べて安全」と言われていても、多くの現金を持ち歩くのは危険です。
・あまり多額の金額を引き出さない
・NILSの学校があるビルのATMを利用する
などを徹底するようにしましょう。