セブに薬は売っているの?薬の買い方&持っていったほうが良い常備薬

公開日:2019.12.13   更新日:2020.03.31
カテゴリ:セブの生活
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こんにちは!

今回のテーマは、フィリピン・セブ島の「薬・薬局事情」です。

セブ島に持っていったほうがいい常備薬について、またフィリピンでの薬の買い方について紹介します!

 

■持参したほうがいい常備薬とは?

結論から述べますと、普段飲んでいる薬、使う可能性がある薬は一通り持っていきましょう

日本で処方してもらっている薬や販売されている薬が、フィリピンで手に入るとは限らないからです。

持病やアレルギーをお持ちの方で、いつも処方されている薬がある人は、留学中も切らすことがないようにしましょう。

医師によっては、海外留学という事情を踏まえて通常の処方より多めに処方してくれる場合があるので、渡航前に相談してみることをお勧めします。

医師の処方がなくても購入できる風邪薬、胃腸薬、下痢止めなども、日本製の薬を使用することをおすすめします。

 

それらの医薬品はフィリピンのドラッグストアでも販売していますが、薬機法(医薬品の品質や安全性を確保するための法律)の内容が日本とフィリピンでは大きく異なります。

風邪薬ひとつとっても成分の配合が違うので、体に合わないということもあります。

 

■薬の買い方

日本から薬を持ってくるのを忘れてしまったり、足りなくなってしまったりした場合、フィリピンで薬を買うことになると思いますが、日本のドラッグストアとは購入方法が若干異なります。

フィリピンでは、日本では医師の処方がいらない市販薬も、薬剤師を通して購入します。

ドラッグストア・薬局にあるカウンター(レジと異なり、奥のほうにある場合が多い)で番号札をもらい、順番が来たら処方箋を出したり、薬の名前と量を伝えたりすることで希望する薬を出してもらえます。

日本のように医薬品を手に取ってレジで購入することができない薬局・ドラッグストアがほとんどなので、自分の症状とほしい薬品の名前、量などは英語で言えるようにしましょう。

 

・マーキュリードラッグ(全国展開)

・ローズファーマシー(セブ島を中心に展開)

・ワトソン(コスメ用品も充実)

 

 

この3つのドラックストアは、ショッピングモールや市街地にあります。24時間薬剤師が滞在している店舗も見られます。

アメリカ製・フィリピン製・フィリピン製のジェネリック医薬品・インドや中国製の医薬品を取り扱っています。

価格はアメリカ製のものがいちばん高く、ついでフィリピン製、フィリピンのジェネリック、インドや中国製の医薬品という順番になっています。

薬剤師は安い薬をおすすめすることが多いです……が、安い薬を飲むことに抵抗がある方は、あらかじめ薬剤師に「いちばん高いものはどれですか?」と聞くようにしましょう。

 

■フィリピンの薬は危険?

 

フィリピンで生産される薬は赤・青・緑など、まるで海外のお菓子のような見た目のものも多いです。

「ほんとに効くの?危険じゃない?」

と不安に思うことがあるかもしれません……が、少なくとも大手ドラッグストアの薬剤師に処方してもらう医薬品は危険ではありません。

ISO(国際標準化機構)という国際基準を満たしたものを販売しているからです。

ただし、日本の医薬品とは成分の配合が異なるため、「日本人の体に合う」ということを保証するものではないことを理解しておきましょう。

 

○むしろフィリピンの薬のほうがいい場合も?

フィリピンで風邪を引いた場合、日本の風邪薬が効かない……ということもあります。

そのような場合は、無理をせずにフィリピンの医療機関を利用しましょう。

医師の診断のもとで処方された現地の薬が、いちばん効果を発揮する場合もあります。

 

■こんなところで売っている医薬品は注意

フィリピンでは、コンビニのような小売店が点在しています。

お菓子や日用品、煙草やお酒などを小売している「サリサリストア」と呼ばれるお店です。

お店の大きさは、日本の駄菓子屋さん、昔ながらの煙草屋さんのような大きさをイメージしてもらえたらいいでしょう。

 

さて、そんなお店で医薬品が小売販売されていることがありますが、要注意です。

正規のドラックストアではありませんし、当然薬剤師も不在。

以前に飲んだことがある薬が棚にあったとしても、サリサリストアで薬を購入することはおすすめしません。

 

同じように見えても、その薬が正規品とは限らないからです。

 

 

■忘れがちな医薬品&サプリ

 

風邪薬や胃腸薬のような医薬品は誰もがパッと思いつくところでしょうが、ついつい忘れがちなものもあると思います。

ここでは、そんなアイテムをまとめてみました。

今一度チェックしてみてください。

 

 

□目薬

乾いた目に潤いを与え、気持ちをシャキッとしてくれる目薬。
フィリピンでも販売していますが、「目に入れる」という特質上、日本製のほうが安心できるかと思います。

 

□コンタクトレンズ、コンタクトレンズの洗浄液

いずれもフィリピンで購入可能です。

しかし、日本で見る安全なものが安価で売られているわけではありません。

 

□栄養サプリメント

基本的にはなくても大丈夫なものなので、忘れがちなのがサプリメント。

しかしフィリピンでは野菜をあまり食べない人が多く、飲食店のメニューも野菜少なめ。

気になる方は、栄養補助のサプリメントを持っていくといいかもしれません。

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