フィリピン留学って危険なの?セブ島の治安事情
こんにちは!語学学校NILS(ニルス)です!
外務省が公開している「海外安全ホームページ」によると、フィリピンの一部には危険を示す「レベル2(不要不急の渡航中止)」、「レベル3(渡航中止勧告)」の地域も存在します。
しかし、セブ島の危険レベルは「レベル1(十分注意が必要)」にとどまっています。
ひったくり、スリのような犯罪が見られることから留学中は常に安全な行動を取る必要がありますが、深刻な重犯罪やテロなどの心配はありません。
とはいえ、油断は禁物。
今回はセブ島の治安について、また楽しい留学生活を送るために守ってほしいことなどをお話します!
■セブ島の治安
東南アジアを代表するリゾート地として、外国人観光客に人気が高いセブ島。
リゾートホテルや留学施設が多く、日本人以外の外国人も多く見られます。
「リゾート地=100%安全なところ」と思ってしまいがちですが、上にも書いた通りセブ島は「レベル1」の危険レベルに指定されているエリア。
重犯罪に巻き込まれるような危険はないものの、スリや盗難のような犯罪はゼロではありません。
ホテルや留学施設の外に一歩出たら、何ごとにおいても油断しないことが大切です。
特に、「日本人はお金持ち」と思われているため、スリや盗難の被害に遭いやすいといわれています。
日本の感覚で財布を片手に持って出歩いたり、目立つ格好(ブランドもの身につけるなど)をしたりするのは控えるのが無難です。男女・年齢を問わず、夜中の出歩きも止めましょう。
ただし、NILSの学校やキャンパス・寮がある「ITパーク」周辺に関しては、それほど心配し過ぎる必要はありません。
「ITパーク」は、外資系のオフィスが多い経済特区。警備が厳重で、治安がいいとされています。
■スマホのスリにご用心!
人々がスマートフォンをパンツのバックポケットに入れて移動する光景は日本ではありふれたものですが、セブ島では控えたほうがいいでしょう。
通りすがりにスマートフォンを抜き取られるスリ被害に遭う可能性があります。
盗まれたスマートフォンは市街地の路上で販売されますが、たとえ自分のスマートフォンを見つけたとしても、当然ながら返してもらうことはできません。
手で持ちながら移動するのも控え、しっかりカバンに入れて行動するようにしましょう。
■タクシーも要注意!
フィリピンのタクシーは日本よりも安く利用できますが、わざと英語が話せないふりをして、ぼったくりを仕掛けてくる悪質な運転手に当たることがあります。
ぼったくりの被害に合わないようにするためには、
・目的地までにかかる平均運賃をあらかじめ調べる
・ドライバーに目的地までの運賃がどのくらいかかるか確認する
など厳重な注意が必要です。
■スラム街・人が少ない通りには近寄らないこと!
スラム街とは、貧困層の人々が生活している地域を指します。
「セブ島はリゾートだから関係ないよね?」と思っている方も多いかと思いますが、ホテルや学校から離れたエリアにはちらほら見られます。麻薬の吸引など違法行為が日常的に行われている場所もあるので、要注意です。
最近は、動画サイトでスラム街の実態を紹介しているものも見られます。
「スリリングで楽しそう」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、トラブルになりかねないので、カメラを持って興味本位で近づいたりするのは絶対NGです。
お金を取られるだけではなく、暴力事件に発展することもあります。
ちなみに、セブ島のスラム街は、生活用水を確保するため川や海など水辺の近くに見られることが多いです。
海に出かける際には、滞在施設の保有するビーチや推奨されているビーチに出かけるようにしましょう。
■子どもにも注意が必要!
フィリピンでは、子どもたちによるスリ行為が見られます。
特にスラム街では、スリや犯罪を「生きるための行為」と認識している子どもが少なくありません。
悲しいことではありますが、笑顔で近づいてくる彼らに対しても油断しないように気をつけましょう。
ちなみにNILSでは、貧困地域で生活する子どもたちと交流する課外活動を行っています。
学校に行くことが難しい子どもたちに、広い世界に触れ、国際的な視野を広げるきっかけをつかんでもらうことを目的としています。
同時に、留学生の皆さんには教室で学んできた英語を活かす機会をもたらすものと考えています。
興味がある方は、ぜひ参加していただければと思います(参加は自由です)。
■サポートスタッフが多いNILS!
初めての留学の方は、特に「安全」について心配されると思いますが、ナーバスになりすぎてフィリピンでの留学生活を楽しめないのはもったいないことです。
・興味本位で危険な場所、危険かどうかわからない場所に近づかない
・体(できれば胸元)にピッタリ密着したカバンを利用し、財布や携帯電話は常にしまっておく
・大声で日本語を話さない
これらを徹底するようにして、わからないことは必ず調べる・聞くことが大切です。
NILSは、日本人のサポートスタッフがフィリピンの語学学校の中で最多。
学習以外のサポート・アドバイスもお任せください!