安全に過ごすために押さえておきたいフィリピンでの「防犯対策」まとめ

公開日:2019.12.25   更新日:2020.03.31
カテゴリ:セブの生活
タグ: /
  • Twitter
  • Facebook
  • line

こんにちは!

今回のテーマは、「フィリピンの犯罪事情&防犯対策」です。

セブ島は「比較的安全!」といわれるエリアですが、それはフィリピン国内で比べているのであって日本と同じレベルの「安全」ではありません。

というわけで、今回はフィリピンではどのような犯罪があるのか、また必要な防犯対策についてまとめました。

是非参考にしてみてください!

 

 

■フィリピン・セブ島の犯罪事情

ときどき「フィリピンは殺人が多い」「みんな銃を持っていて、発砲は日常茶飯事」などという話をネット記事などで見ることがありますが、実際のところ、フィリピンの治安はセブ島や首都マニラも含めて向上しています。

たとえば、日本人が犯罪によって命を落とすというケースがまったく見られないわけではありませんが、邦人同士のトラブルが原因になって……という場合が多いようです。

とはいうものの、やはり世界で最も治安が良い国といわれる日本に比べると、犯罪件数はやや多め。

特に、以下のような犯罪には注意する必要があります。

 

○スリ&ひったくり

 

道を歩いていて気づけば財布などがなくなっていたり、持っていたバッグが横合いから奪われたり……ということがあります。

これはフィリピンに限ったことではありませんが、海外では「日本人はお金を持っている」と思っている人が多いので特に注意が必要です。

大金を持たないことは、基本中の基本。

出かけるときは、その日を過ごす最低限のお金だけを持ち歩くようにしましょう。

また、バッグは手にさげるタイプではなくウェストバッグなど体に密着させるタイプのものを選びましょう。

また、日本語で会話をすることは「日本人だというアピール」になってしまいます。

留学中は基本的に英語を中心とした生活になると思いますが、日本人同士で歩く際は大きな声で日本語を話さないよう気をつけましょう。

○スマートフォンが狙われている

スリに関して、特にiPhoneを使用している方は要注意。

たとえば世界中で人気のあるiPhoneですが、フィリピンでは狙われやすい物品といわれています。

日本ではズボンやアウターのポケットにスマートフォンを入れて歩く光景は珍しくありませんが、フィリピンでは盗難のターゲットにされてしまいます。スマートフォンは必ずバッグに入れるようにしましょう。

ファスナー付きのウェストバッグに入れて胸もとで持つのがおすすめです。

○置き引き

スリのほか、「置き引き」の被害も少なくありません。

日本では、たとえばレストランで場所取りのために手荷物を置いてその場を離れる人を目にしますが、フィリピンでは「持っていってください」と言わんばかりの状態であるといえます。

 

■代表的な防犯対策

 

上にも書いたように、スリや置き引きなどの被害に遭わないようにするためには、

・「日本人アピール」をつつしむ
・貴重品は胸もとで持つ

といった対策を取る必要があります。

そのほか、以下のような対策も講じてみましょう。

 

○華美な装いはNG

特に女性は注意が必要です。
フィリピンでは、日本では比較的安価なアイテムをそろえるブランドとして知られる『ユニクロ』や『ZARA』でさえ「高級ブランド」に値します。

そんな中、ブランド物のバッグやアクセサリー、時計を持つことは「お金持ちアピール」となり、犯罪グループに目を付けられることになりかねません。

 

○お酒の飲みすぎに注意!

物価が安いフィリピンはお酒も安く、日本の半額以下で飲むことができます。

ついつい楽しくなってしまい、飲みすぎてしまうこともあるでしょう。

ほろ酔いになってしまうと、お酒を飲む前まで保っていた防犯意識は「日本モード」に急降下。バッグや所持品から目を離したらすべてなくなっていた……というケースもあるので要注意です。

「酒は飲んでも飲まれるな」を徹底しましょう。

 

○物をもらわないこと

バーなどの酒場は、現地の人々との接触が多い場所です。

日ごろの勉強の成果を発揮して触れ合いたいと考える方もいるかと思いますが、「仲よくなった証に!」などといってお酒やタバコをしつこくすすめてくるような人がいたら注意しましょう。

お酒に睡眠薬や違法薬物が入れられており、眠りこけているうちに持ち物を持っていかれる……ということがあるようです。

○交通機関を利用する際の防犯対策

タクシーに乗ったら、ドアのロックをかけましょう。

赤信号で止まった際に外からタクシーの扉を開け、強引にバッグなどを奪う被害があるからです。

また、ジプニー(ローカルバス)は不特定多数の人が乗車していることから、スリの被害に注意する必要があります。
座っていても居眠りは厳禁です。

■まとめ

いかがでしょうか。
今回はセブ島も含むフィリピンにおける犯罪事情についてお届けしました。

「なんかこわいな~。大丈夫かな~?」

と不安になった方もいるかもしれません……が、決してこわがりすぎる必要はありません。

特に、NILSの学校がある「ITパーク」は外資系の企業が多い「経済特区」であり、寮・キャンパスやその周辺はフィリピン国内で屈指の治安の良さを誇ります。

 

あくまでも、今回まとめた防犯対策は休日にITパーク周辺から離れたりするときに心がけていただければと思います!

カテゴリ:セブの生活
  • Twitter
  • Facebook
  • line

新着記事

カテゴリ一覧

タグ一覧