セブの子供たちと交流できるボランティアを3つご紹介します!
みなさんフィリピンのセブ島でボランティアというとどういうものを想像しますか?? セブ島といえば南国リゾートのイメージが強いと思いますがそれはセブ島の一面にすぎません。 フィリピンはまだまだ発展途上国で、貧富の差がとても大きいです。裕福層、貧困層、最貧困層の3つに 分けられ、特に最貧困層の子供たちは大半がストリートチルドレンになるといわれています。ここからはセブで活動しているボランティアを紹介します。彼らと触れ合い、援助し、世界観を広げてみませんか??
目次
【SLPC】子供たちに楽しい時間と食事を提供しよう!
Sustainable Livelihood Project Cebu(直訳:セブの持続可能な生計プロジェクト)とは、セブに住むフィリピン人によって設立されたボランティア団体です。
セブには多くのスラム化したコミュニティがあります。
スラムとは都市部で極貧層が居住する過密化した地区のことで、衛生環境も悪く、そこに住む子どもたちの生活はすべてが不十分です。教育を行なうことで将来良い仕事に就き、スラムを出るということが必要なのですが、貧困状態にある地域では公立の学校に行けない子供が多くいます。授業料が無料でも、昼食や交通、制服や文具、教科書などにお金がかかるからです。たとえ学校に行けても、昼食がないので、水を飲んでしのいでいます。だから集中力が続かないのです。SLPCはそんな子どもたちの為に食事を提供することから活動をスタートしました。
定期的に子供達が住む地域に行って食事提供活動を行っています。同時に子供達との交流でダンスやゲームなどを教え、子供達に学ぶことの楽しさを知ってもらいます。
ボランティア内容
「子供たちに楽しい時間と食事を提供する」を目的としていて、山村集落または墓地スラムなどで、そこの子供たちと遊ぶことが主な内容となります。参加する方々にとっても、語学学校周りとは全然違う環境を見るいい機会になると思います。月に1回行われているこの「週末ボランティア」なら、語学学校の生徒さんも授業を休むことなく参加することが出来ます。
参加費は500ペソで、すべて子供たちやその家族の集落で、食事を提供するため、または教育支援として制服、カバン、靴などを購入するために使用されています。
フィーディングツアーのご案内 | http://go-cebu.com/fooddelivery.html |
週末ボランティア申し込みフォーム | http://go-cebu.com/weekend.html |
【セブンスピリット】セブでオーケストラは人生を変える!
音楽が将来をつくる!大学の学費が無料に!
現在セブの大学のオーケストラに所属すると大学4年間の学費が無料になる制度があるそうです。これによって今まで大学に自費で進学することが難しいと思われていた子供たちも音楽を学ぶことで大学に進学できる可能性が出てきました。
この団体の活動内容は、音楽を通じて更生を促すもので、人は元スラム街出身だとわかると、畏怖の念をいだいたり、正当にその人が評価を受けれないといった傾向があり、その周りの人間の価値観まで変えるとなると非常に困難な活動となりますが、こと芸術系やスポーツなどの分野で飛びのけた才能を発揮する人々に対しては、比較的受け入れやすいといった傾向があり、みなオーケストラを目指します。
ボランティア内容
【スタディーツアー】
セブンスピリットが実際に出張音楽教室を行っている地域を訪ねて、セブンスピリットの生徒たちがどんなところで生活しているのかを見て、そのあと生徒の子供たちとゲームなどを通して交流を深めます。最後には子供たちがキッズ・オーケストラの演奏会を楽しむのがスタディーツアーです。
行き先は2つあります。
・プログラムA: 【イナヤワン・ゴミ集積場】
・プログラムB: 【セブ第3港スラムエリア】
参加費2500ペソ、現地語学留学生は1500ペソ(ツアー中の交通費、昼食代込み)
セブンスピリットのサイト | http://seven-spirit.or.jp/studytour/ |
申し込みフォーム | http://seven-spirit.or.jp/studytour/apply/ |
【NILS】子供たちと踊る!学ぶ!シャツももらえる!
日本語を教える
私たちのいるNILS語学学校では毎月1回ITパークから車で30分のところにあるマクタン島コルドバ地区の現地の子供たちのもとを訪れ、日本語やダンスを教えたり、昼ご飯を食べるイベントを開催しています。このイベントが開催されるようになった当初はご飯を奪い合ったりしていたそうなのですが、今はみんなで仲良く分け合えるようになり、少なからず貢献できているのだなと実感しました。日本語の歌を歌ったり、クイズゲームなどをして楽しく覚えてもらうやり方があっているのか、子供たちはよく日本語を覚えてくれます。
子供たちと仲良くなる
当日集合してからマクタンに出発する前に30分ほどダンスの練習をします。フィリピン人はダンスが大好きなので打ち解けるにはみんなで踊ってしまうのが一番なんですよね。
みんなでダンスを踊った後は子供たちと一緒にご飯を食べます。生徒さんたちもみんな昼ご飯を楽しんでいました。
チャリティ参加者限定Tシャツが貰える
このチャリティイベントは参加費500ペソで参加することができます。
参加するとNILSオリジナルTシャツがもらえます。僕の友達がよく着ているのですが、知らないフィリピン人から「こんにちは」と声をかけられることが増える効果があるそうです(笑)みんなで着ると一体感が出て更にいいと思います。
終わりに
みなさんいかがでしたでしょうか? なんとなく貧しい人がいることを知っていることと実際に会って話してみてどんな生活をしているかを知っているのは 雲泥の差です。一歩足を踏み出して私たちと一緒に視野を広げていきましょう!