【OJT留学体験談】大学生名郷さんセブへ飛ぶ!フィリピンで現地の職業体験!
みなさんこんにちは。みなさんは海外の職場で海外の人と一緒に仕事をしてみたいと思ったことはありませんか??
今回はシンガポールで英語を使うインターンをするために足がかりとしてセブ島に留学してきた名郷さんが語学学校NILS(ニルス)の職業体験で経験したことについてインタビューしてきましたので、ご紹介していこうと思います。
体験者プロフィール
お名前:名郷まさとさん
年齢:21歳
性別:男性
職業:大学生
受講概要
コース:OJTコース
期間:10週間
受講時間:英語4コマ、OJT6時間(1日計10時間)
目次
海外企業OJT留学プラン(OJT留学)とは?
ニルスのOJT留学は、海外企業での職業体験(OJT)と専属メンターとの英語トレーニン グによって、生きた英語を身につけることができるプランです。
留学終了後には、就業先企業 ニルス、そしてフィリピン政府から「履修証明」が発行され、履歴書などにも書ける正式な実績として残ることや就職先斡旋サービスがあることから、就活前の学生さんや、転職時の 社会人の方に人気のプランです。
※OJTとは「On the Job Training」の略
海外企業での職業体験は、多岐に渡る提携先から希望の業種を選ぶことができます。
(例:空港、ホテル、旅行代理店、教育機関、日本食レストラン、ネイルサロン、IT企業やコ ールセンターなど)
そして英語トレーニングの時間には専属メンターが付き、就業先での仕事やコミュニケーションが円滑に進むようにレッスンや準備を行います。
ニルスのOJT留学について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!
フィリピン人にとってOJTは普通らしい
フィリピン人女子高生のアロナちゃんの話によるとホテルでのOJTが高校を卒業するための必要条件になっているそうです。
日本にいると会社の社員研修などでしかOJTという言葉をあまり聞きませんが、フィリピンでは学校にいる頃から行うのが一般的なようです。
実際、名郷さんがOJT留学を行なったホリデイスパホテルにはだいたい20人ほどの高校生OJTが働いていて、彼らはフロントの掃除からドアの開閉、お客さんの案内など幅広い仕事をします。
ちなみに彼女はハウスキーピング学科に所属しています。日本では聞きなれない学科ですがフィリピンでは調べると結構な数の高校にあります。
見ていると彼女は名郷さんと打ち解けてとても楽しそうにしていました。明るくてフィリピン人のいい所が前面に出ていると思います。
名郷さんはなぜOJT留学を選択したのか?
シンガポールのインターンがあったから
ーーどうしてセブ島に来ようと思ったんですか??
僕は、自分の周りの人たちが目標に向けてやりたいことをやり始めて、自分は何がしたいんだろうって考えたらシンガポールでインターンがしてみたいって思って面接を受けたんです。
でも、この時の僕は英語が全然喋れなくて、英語で自己PRしてくださいって言われたときに
“My age is 21.(私は21歳です)”
だけしか喋ることが出来なかったんですよ(笑)
ーー今の流暢に話す名郷さんから喋れない名郷さんなんて想像できないですね!
最初のころは本当に喋れなかったんですよ。
最初の11週間は他校で普通に英語を、そのあとの10週間をニルスのOJT留学で過ごすことにしたんですけど、前の学校では俺が一番英語がへたくそで周りから出川イングリッシュって呼ばれてたんです(笑)。
ーーそれで結局面接の合否はどうなったんですか??
それで、「このままじゃ無理」って言われたので、語学学校で5か月間英語を勉強してくることを条件に受け入れてもらうことになったんですよ。それで、セブ島に語学留学することになりました。
ーーなるほど。でも英語を勉強したいはずなのにOJT留学にした理由は??
きっかけはエージェントに紹介されたからですね。
日本にいる時に、21週間もいるならOJT留学はどうかと言われて、確かに仕事で使うための英語を勉強するならOJTの方が役に立つかも、と思い決めました。
OJTではどんな仕事をやっているの??
名郷さんの1日のスケジュールはこちらです。
名郷さんの1日のスケジュール | |
7時 | 起床 |
7時30分 | 朝ごはん |
7時50分 | 登校 |
8時 | 授業 |
12時 | 昼ごはん |
13時30分 | ホテルOJT |
20時 | 晩ごはん |
21時 | 英語の勉強/映画鑑賞 |
24時 | 就寝 |
ーーそれでは実際どんな仕事をしていたのですか?
10週間で僕はフィリピンの事務所でのHR(人事・経理)部署での業務、ブログ英訳業務、ホテル業務の3種類をやりました。
HR(Human Resource)
ーーHR(人事・経理)での仕事はどうでしたか?
銀行に行かせてくれる業務は良かったです。銀行で待っている間に銀行の人たちがたくさん話してくれて、それが結構いい経験になりました。でも僕がやっていたのはパソコンの打ち込み作業で、レシートを右から左に順番に打ち込んでいくのがメインでしたね。
ーーHR業務を体験してどう思いましたか?
HRは基本的にはフィリピン人しかいないので日本語を喋ることなく英語での会話がメインだったことが良かったですね。
それに僕の担当をしてくれていた2人が結構しゃべりかけてくれて、フィリピン人は基本的におしゃべり好きなのでしゃべりやすかったです。
やりたい仕事があればやらせてもらえるのでまわりに相談しようかとも思いましたが、忙しそうで厳しかったです。
個人的にはもう少し英語を使える業務がよかったかなと思いました。
後半は周りがフィリピン人という環境を生かして自習のわからないところを聞いたり、会話で分からなかった単語をその場で調べたりして有意義に過ごせました。
ブログの翻訳
ーーブログの翻訳の仕事はどうでしたか??
日本語で書かれたブログを外国人が読めるように単語を調べながら英語に直していくのが基本的な業務で、一緒に翻訳を手伝ってくれていたフィリピン人社員のアンドリューさんが面倒見よく質問したことに答えてくれていたのが印象的でした。
ーー翻訳の良かったところとうまく仕事をするコツを教えてください!
ブログの翻訳は英語を勉強したくてOJT留学にきた自分としては最高に良かったです。一緒に翻訳業務を手伝ってくれたフィリピン人の社員さんが凄腕の英語の先生だったこともあってとてもためになりました。
翻訳している間だけでなく休憩中など何気ない時に話す英語も「その英語は仲のいい人以外には失礼になるよ」などのことを教えてくれたのも良かったです。でも、翻訳の時はどれだけ自分から質問していけるかについてが大事になってくるので積極的に行ける人のほうが向いていると思いました。
ホテルOJT
ーーそして、今回の最後はホテルOJT留学ですが、どうでしたか?
ここのホテルOJT留学の主な業務としては、ベルが鳴ったらドアを開けて、受付のカウンターから客室までの荷物を運ぶというのが僕たちの主な仕事でした。
フィリピン人のほかのOJTと時期がかぶったおかげでたくさんのフィリピン人OJTが来ていて、毎日フィリピン人の喋り相手が増えていって英語の勉強になったのが良かったです。
ーー毎日英語のことを考えていてすごいですね
シンガポールでインターンする時には電話口で英語で営業をしなければいけないのでとても焦っていましたからね。
毎日業務が終わってからは英語で映画を見たり、1日の中で分からなかった英語を調べたりすることはほとんど欠かさなかったです。
ーー毎日名郷さんのベッドの方から念仏が聞こえてきていると思っていましたが、英語の勉強をしていたんですね。
そうですね、勉強の甲斐あってフィリピン人と話して伝えたいことが伝えられないから会話をやめなければいけないということはなくなりましたね。何
かしら別の言い回しで伝えられるようになったので。まだ不安は残っていますが普通の英語の授業を21週間やらずに途中でOJT留学に変えてよかったと思います。
ーーこのホテルOJT留学で良かったことはなんですか??
ホテルに僕以外に高校から来た20人ぐらいの高校生がいたんですけど、話し相手になってくれて話す相手が20通りあって、たくさん自分の英語を実戦で使うことが出来たのが良かったですね。彼らは1か月半しかいないのでこの時期に来れたことは幸運でした。
ーー名郷さんの積極的にフィリピン人に声をかけていけるところがすごいです
僕の場合は実戦の英語を経験したくてOJT留学にきたので、ドアの開け閉めや客室の案内よりも英語をたくさんの人と話すことがむしろ僕の中では仕事でした。
他のOJTはお客さんと積極的に話したりはしないので僕はとても変な人に映っていたと思います。
ーー他の高校生OJTはなにをやっていたんですか??
僕の代わりにドアの開閉をしたり客室にお客さんを送ったりしていました。それらの仕事はチップがもらえるので、彼らに任せてあげたほうがいいと思ったので(笑)。
僕は基本的にその間にガードマンだったりドアマンだったり、はたまたお客さんのアメリカ人やカナダ人と英会話して練習していました。仲良くなったお客さんからサッカーのTシャツをもらった時はとても嬉しかったですね。
ーーなるほど。確かに実戦的な英会話をしていますね。
これからどうしていくのか?
広告欄を売る仕事を英語でやる
ーー名郷さんはシンガポールに行ってなにをするんですか?
シンガポールについたら4人部屋のシェアハウスを借りて6か月間広告関係のインターンをしようと思っています。
ーーどんなことをするんですか?
フリーペーパーの広告欄を売る仕事ですね。具体的には、メールや電話でアポイントメントを取って、デザインを一緒に考えていって、デザイナーに投げてお客さんからお金を回収するまでが仕事になります。
そしてもしお客さんの売り上げが上がらなかったら一緒に対策を考える、というところまでが僕のやる仕事です。
ーー大変そうですね。それを全部英語でやるんですか??
そうですね。社内に日本人もいますが基本的には英語で話すことになると思います。なので今回のOJT留学は焦りもあって全力でやることができました(笑)。ただ海外での仕事だけが目的だとしたら絶対にこんなに頑張れなかったです。
ーー留学生活通しての思い出に残っていることはなんですか?
やっぱり、みんなで遊んでいたときが楽しくて忘れられない思い出ですね。みんなでいろんな場所に遊びに行って、お酒を飲んだり、ボーリングをしたり、人狼ゲームをしたことが懐かしいです。日本に帰ってからも会ってまた一緒に遊びたいと思います。
ーー最後にOJT留学を考えている人たちに一言お願いします!
自分から積極的に話しかけられる人ならやったほうがいいと思います。英語に触れようと思えば触れられる機会はいくらでもあるし、そこはその人のやる気次第になると思います。
ぼーっとしていようと思えばできる環境でもあるので。来た時には是非頑張ってください。
ーーありがとうございました!シンガポールでもがんばってください!
終わりに
名郷さんセブ留学お疲れさまでした!シンガポールの会社と連絡を取る度に「やばいかもしれん」と呟いていた彼ですが、現在は「全然悲観的じゃない!やり切ったら絶対変われると思った」と話して英語の仕事を楽しめているようです。
海外で働いてみたいと思っている皆さん、その足掛かりとしてニルスのOJT留学に1度来てみてはいかがでしょうか??
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ニルスがご案内しているこの【海外企業OJT留学プラン】は、フィリピン政府機関TESDAが唯一ニルスに認定している、特別なプランです。
海外企業でのOJTの経験と、英語留学のクオリティが高品質であると認められており、ニルスでこのプランをご用意してから毎月平均して20人もの留学生が参加しています。