2018年チャリティーの集大成!子供たちにあげるクリスマスプレゼントは….?
みなさんこんにちは!もうクリスマスですね! 今回は語学学校NILS(ニルス)が行なったフィリピンの子供たちにクリスマスプレゼントを渡すチャリティーイベントを、インターン生活4ヶ月目の僕がご紹介します。 2018年最後の今回のイベントが、この場所で開催する最後のイベントとなります。子供たちはこのチャリティーによって、なにか変わることができたのでしょうか??それではご覧ください!
【チャリティーイベント】フィリピンの子どもたちと交流しよう!
【NILS×吉本興業 企画第1弾】 吉本芸人 おもしろ佐藤がセブでチャリティー!
目次
NILSのチャリティーイベントとは?
毎月開催しているチャリティーイベントです
このNILSチャリティーイベントはニルスが毎月開催しているイベントで、フィリピンの子供たちと交流すること、そして援助することを目的にしています。
1年ごとにチャリティーを開催する場所を変えていて、この12月のチャリティーがここマクタン島のコルドバ地区で開催するものとしては最後になります。今回はチャリティーに参加したニルスの生徒が15人、来てくれた現地の子供たちが75人で、さらにニルスの先生も加えると100人を超える大規模な交流をすることが出来ました。
今回(2018年12月8日)の日程はこんな感じでした。
参加費500ペソでシャツと昼ごはん付き
このイベントに参加する方法はとても簡単で、先生に参加したいといって500ペソを渡すだけです。この参加費500ペソの中に送迎費や昼ごはん代、子供たちへのプレゼント代などが含まれているので、当日はお金を持っていく必要がありません!
さらに、ニルスオリジナルTシャツも貰えるので、当日は一体感がすごく、とても楽しいですよ!
前日のオリエンテーション
当日に円滑に進められるように前日にはオリエンテーションがあります。この時に、参加書に名前を書いたり、ダンスの練習、歌の練習、チーム分け、子供に教える日本語を分担などをしたりします。歌はクリスマスの歌で、各チーム違う歌を歌って当日に各チームで対決します。ここでどれだけ準備できるかが明日子供たちと仲良くなれるかがカギとなります。
特に歌とダンスが大好きなフィリピンチルドレンなのでそこを重点的に練習したほうが個人的にはいいと思いました。
チーム分けについては、僕はチームトラストとしてこのチャリティに参加したのですが、どこのチームにも気合盛り盛りの先生がつきますので、どんな人でも否が応でもやる気になると思います(笑)。
練習の雰囲気はこんな感じです。この場でならばシャイな僕でも恥ずかしくなく練習できました。
クリスマスチャリティ当日!
さて、やって来ましたクリスマスチャリティ当日!!
朝7時、僕たちの住むクラシックキャンパス1階に集合して再度ダンスの確認をします。先生たちはさらに先生たちだけのダンスも練習もやっていて、忙しそうにしていました!
約1時間練習したら、いよいよ子供たちが待っているマクタン島コルドバ地区にジプニーで向かいます!
コルドバに着いた時には、もう子供たちが座って僕たちのことを待ってくれていました。
クリスマスソングを合唱対決!
それぞれのチームごとに分かれて待ってくれていたので、自分のチームの元へ行き、さっそく歌の練習を始めます。子供たちは歌を練習してきてくれていたため、一緒に歌うところから始めることが出来ました!むしろ僕より歌がうまくて、少し教えてもらっちゃいました(笑)。そして各チームが今までの練習の成果をぶつけあう時が来ました。みんなクリスマスソングを精一杯歌っていました。
見事優勝したチームにはお菓子は景品としてお菓子をもらいました!
日本語を教える
貧しい子供たちは基本的に海外の文化に触れることがありません。ニルスでは「“日本語”という異文化に触れることで子供たちに視野を広げてもらおう」と日本語を教える事もイベントの中で行なっています。
このチャリティにいつも来てくれる常連の子供たちはすでに50音を全部言えたり、日本語の歌が歌えたりして、なんでも興味津々に聞いてくれるのでとても覚えるのが早いです。今回は1月から12月までの日本語を教えました。生徒のみなさんも前日の練習もあって堂々と子供たちに教えていました。
とても元気いっぱいに復唱してくれるので教えている側も楽しかったです!
そのあとは日本語の歌をみんなで歌いました!こうしてみると、ただ住んでいる国が違うだけで、日本の同年齢の子供たちと何も変わらないなとしみじみと思いました。
生徒たちのダンス集大成
ついに前日から練習を重ねてきたダンスを見せる時が来ました。ダンスが上手に踊れる人、うまく踊ることを諦めて自分を表現することに専念する人などいろいろな生徒さんがいましたが、みなさんとても楽しんでいて、子供たちの顔にも笑顔がこぼれていました。
先生たちもダンス
ニルスの先生たちも、生徒に負けじとダンスをします。さすがダンスが大好きなフィリピン人、僕たちからしたら彼らの「ダンス力」はギニュー特戦隊かのように感じました。先生たちも前日からの2日間しか練習していないはずなのにとっても上手で、やっぱり先生たちはダンスが好きなんですね!
クリスマスプレゼント
いよいよチャリティも終盤!子供たちにクリスマスプレゼントは、
・ノートと筆記用具
・お米と缶詰
・おままごとセットなどのおもちゃ
でした!!それぞれを1人1つずつプレゼントしていったのですが、誰も取り合ったりせず自分がプレゼントをもらうまでじっと待っていることが出来ているのがとても印象的でした。
そして子供たちにもお昼ご飯を渡して子供たちとお昼ご飯を食べました。
イベントを終えて
来たときはすこし子供たちと話すのをためらっていたニルスの生徒さんたちもイベントが終わった頃には子供たちと仲良く遊んでいて、距離がぐっと縮まっているようでした。
イベント後、仲良くなった子供と記念撮影
帰る時間までくたくたになる程子供たちと遊んだ生徒さんたちは、ほとんどが帰りの車の中でぐっすり眠っていました。
先生にインタビューしてみた!
最後に、先生にチャリティーについて聞いてみました!!
あの子どもたちは貧しい子どもたちなの?学校には通っているの?
はい。彼らはとても貧しいです。このチャリティーに参加している子供たちのほとんどが学校に登校できていない状況で、食べ物を売り歩いてお金を稼ぐ手伝いをしています。子供たちに日本語を覚えて視野を広げていってもらいたいです。
1月にこの場所でチャリティーをするようになってから子供に変化はありましたか??
間違いなく生徒たちによって子供たちはいい影響を受けています。彼らは時々、多く食べ物やスナックをもらおうと取り合ったり、食べ物をもらうのを待てなかったりしていましたが、日本人の様子をみて、今はしっかり待てるようになりました。
先生はこのチャリティーイベントをどう思いますか??
チャリティーイベントは寄付をすることではなく、むしろどれだけの違いを与えられるかでしょう。チャリティーを通して子供たちに何を与えられたか、どれだけの笑顔を与えられたかがあなたの人生を作り、そして同時に世界を変えます。いくら寄付したかではなく、どれだけの愛を与えられるかが重要なのです。
まとめ
いかがだったでしょうか?NILSはこれからも毎月チャリティーイベントを開催しています。1月からはまた新しい場所でチャリティーが始まるのでこれを機に是非参加してみてください!留学中、なかなか喋る機会のないフィリピンの子供たちと交流することが出来る絶好のチャンスです。みなさんの参加をお待ちしています!