【英語のリスニング】留学経験からわかった、驚くほど効果的なリスニング勉強法!
こんにちは!セブ島英語留学の語学学校NILSインターン、細美武士です!(嘘です!ELLEGARDENのファンです!笑)
9ヶ月のカナダ留学と、7ヶ月のセブ島留学を経て、英語をしっかり学んできました。
単語、文法など自分が英語を勉強する際に色々と工夫をしていたのですが、特に手こずったのが「リスニング」。
ネイティブの発音がわからない、文章はなんとなく読めるようになってきたけど会話になるとちんぷんかんぷん…。
しかもリスニングの勉強法を探しても、練習あるのみ!みたいな、僕としてはふわっとしたもの多くて。
でも、リスニング力をUPさせたい!
そして、せっかくできた外国人の友達と、英語でスムーズに会話したい!
そんな想いから試行錯誤の末、
リスニング力をアップさせる勉強法にたどり着きました!!!
この勉強法を英語を勉強し始めた時からやっていたら、もっと早く上達していたと思います。
今回は私の勉強法をぜひ知ってもらって、これを読んだ方のリスニング力がUPしたら嬉しいです!
目次
リスニング力を伸ばすためには、“2つの勉強法”を活用しよう!
リスニング力には何が必要?
リスニング力を高めるのに必要な勉強法は、大きく分けて2つあります。それが“精聴”と“多聴”!
…といって、「そっか!精聴と多聴か!」ってわかる人は少ないのではないでしょうか。
でも実は、リスニングを学ぶ上ではよく出てくるワードなんです。
この記事を読んでもらえば、“精聴”と“多聴”とは何なのかということから、実際に行う勉強法までしっかり分かるように、詳しくご紹介します♪
リスニング勉強ポイントその① 精聴
まずはじめに、“精聴”とは?
精聴とは、リスニング教材や英語オーディオを集中して聴くことです!英単語や語のフレーズを音として覚えることができるようになる勉強法です。
中学校や高校の授業で教科書を読んでいる時を思い出してください。簡単な英単語の連なりの文章だと、なんとなく聞き取れてたのではないかと思います。
でも、同じ英語なのにネイティブの口から出てくるだけで、全く違った音で聞こえ、とっても聞き取りづらいです!
例えば・・・
“How is it going?”という挨拶はネイティブの口から出ると、
日本人には、「ハズゴン?」と聞こえます。
このような、日本人の前に立ちはだかる『音声と実際の文字とのズレ』を解消するための勉強法が精聴なんです!
“精聴”の勉強法は、繰り返し聴くことが大切!
では、集中して聴く“精聴”という勉強法で、実際にどういうことをしたらいいのか。
それには、すべての単語を聞き取るように意識して同じ教材を何度も繰り返し聞くだけなんです!!教材は何でも大丈夫。
私の場合は、TEDやyoutubeのTOEIC教材など、無料のものを利用しています!
そして、“精聴”は聞くだけ、なのですが、
自分が勉強してきた中でアドバイスとしてこのときに大切なのは、必ずスクリプト(原稿)を確認しながら聞くこと!!
スクリプトを確認せずにリスニングの練習すると、
前置詞や冠詞などの細部を聞き取れていなくても、気が付かずに聞き流してしまいます。
そこで、スクリプトを確認しながらこの精聴を行うことで、
聞き取れた箇所と聞き取れなかった箇所を明確にすることが出来るんです!
特に、前置詞などの細かいワードを聞き取れるか聞き取れないかをはっきりさせる事が、リスニング力をつけるにはとても重要です。
精聴をさらに効果的にする勉強法「ディクテーション」
ディクテーションとは、音声を聞きながら、同時に流れてくる音声を文字に書き起こすという練習法です!!
ディクテーションは難易度が少々高めですが、練習する事で徐々に慣れてきます。
それでもどうやってやればいいか分からない…。という方!
NILSではListeningの授業を用意していて、ディクテーションができます!
オーディオで音声を流し、音声で流れてくる文章が虫食いになって記載された教科書を用いて授業が進みます。
ハイレベルになると、白紙に耳で聞き取った音声をそのまま書くという形になってきます。
さらに、聞こえてきた内容について先生とディスカッションもするので、リスニング力とスピーキング力どちらも伸ばせるのでとてもお勧めです!!
さらに、“精聴”が効果的なのは、音と意味を頭で理解できるようになるから
また、“精聴”が効果的な理由としてもう一つ挙げられるのが、
英語の音と単語の意味を頭の中で関連付ける練習ができるからです!
この練習を重ねる事で、英語を聞いたとたんにその意味が分かるようになるのです。
例えば…。
「approximately」という単語を聞いたとき。
最初に「approximatelyって何だったかな・・・」と考えてから
「あっ、そうだ。approximatelyは、おおよそ、という意味だ」と思い出していたとします。
この精聴を行う事で、「approximately」という音を聞いたとたんに意味が分かるようになるんです。
「おおよそ」という日本語に訳さなくても英語のままで理解できるのです。
私は、この3ヶ月間毎日、1日1時間半精聴を勉強。
そのおかげで、英語をすぐに単語の意味と関連付けることが出来てきていると感じます!
精聴で英語の音を聞き取れるようになったなと感じてきたら、次のステップです!
リスニング勉強ポイントその② 多聴
“多聴”とは?
多聴とは、とにかく速いスピードで、量を多く聞く事です!!
そして、多聴をする事によって、得られる事は、
「ネイティブレベルのスピードの英語をできるだけ処理する事」
「全部処理できなくても大意を理解できるようになる事」
この2つです!
ここで大事なのは、聞いた英語を日本語で頭に思い浮かべるのではなく、聞いた英語をそのまま映像イメージとして頭に思い浮かべること!
なぜかというと、毎回「英語→日本語→映像→理解」という手順を踏んでいると、次の言葉を聞き取る余裕がなくなるからです。
「英語→理解」という、短い思考で英語が出てくるようにする練習に、多聴はとっても効果的なんです。
“多聴”の勉強法にオススメなのが、「映画を観る事」!
私のお勧めは、ずばり映画!そう、映画を見るだけなんです!!
なぜ、映画なのかというと、
・英語のスピードがめちゃくちゃ速い。
・会話いっぱい出てくるので生きた英語を聞ける。
・ストーリーから、会話の内容が予測しやすい。
などがあります!
あとは単純に面白くて飽きずに続けられること!(笑)
授業中にも先生と映画の話をするととっても盛り上がります。
勉強法としては、映画を英字幕付きで見るだけ。
とっても簡単なのですが、ここで意識するポイントが!!
・字幕は極力見ない
・単語一語ではなく、文全体で何が言いたいかを考える
・英語のまま頭の中で処理する
この練習は、最初はストーリーが読み取れない事にとてもモヤモヤしますが、だんだんと回を重ねるにつれて何を言いたいか分かってきます!!
これは、辛抱が大事です!!
そしてもう一つ、同じ映画を何回も繰り返し見る事です!!
そうすることで、英語の処理スピードが上がります♪
ちなみに、私は1つの映画を約10回くらい見ます!
私は、この3か月間毎日、1日1時間多聴の勉強をしています。
そのおかげで、かなりの文章はすぐに理解できるようになってきました。
“精聴”と“多聴”でリスニング力を磨きましょう!
以上、ご紹介してきた「精聴」と「多聴」。
この2つの勉強法を行えば、おそらく6か月程でかなりのレベルまで聴けるようになると思います!
ですが、毎日行わないとなかなか伸びないので、毎日行ってくださいね!
私はセブ島で毎日英語を使うので、特に、自分の成長に気づきやすい環境がありがたいと感じています!
「精聴」と「多聴」をする事によって、リスニングと同時にスピーキングも伸びるようで、
先生にも褒められました♪
一つの勉強方法として、みなさんの助けにちょっとでも参考になればと思います!!
そして、私がフィリピン留学をして学んだことは「3日坊主は英語に向いていない」ことです。
毎日継続することで、本当にちょっとずつ慣れてきます!
1日でもサボると、また1からやっていかないといけません。。。
継続する事が1番大切だと思います!
継続していく事で英語が伸び、その成長に気付けた時には本当に嬉しくなります!
皆さんの、英語の勉強の助けにちょっとでもなれば幸いです!
一緒にがんばりましょう!