TOEIC満点の猛者から学ぶ、最速で英語を身に着ける勉強法!

公開日:2017.09.29   更新日:2020.04.06
カテゴリ:英語の習得
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こんにちわ!

NILSスタッフです。

今回のブログ、、、
めっちゃ長いです!
めっちゃ主観です!
でも、読む価値あります!

みなさんも、セブ留学をしてしっかり英語を勉強しようとするのなら、
効率よくしっかり実力がつく方法で勉強したいですよね?

実際ボクはこの方法で英語に対して自信がつき、
英語を話すことに抵抗を感じなくなりました!

最初の一歩が踏み出せない、、、
そんなあなたにぜひ読んでいただきたいのがこの本!!

本書情報 単行本: 英語を学習する英語学習論: ―スピーキングと総合力―
著者: 
青谷正妥
出版社:
 朝倉書店
定価: 2,484円

英語を学習する英語学習論: ―スピーキングと総合力―

・著者

著者である「青谷正妥准教授」は京都大学で英語を教えている、
iBT,TOEFL CBT, TOEICが 全て満点という紛う事なき猛者です!!

・英語レベルの到達目標

この本の到達目的は、
教養のあるネイティブ(大卒以上)と、対等に議論できるレベルとしています。

・本書の特徴

方法論についても、著者の個人的な経験にのみでなく、
最新の学術的な研究結果に則って展開されていることから、
信頼度が非常に高いという点でも、一読の価値がある本です。

セブに留学に来たのはいいけど、
結局文法もわからず
モチベーションあげるだけで帰ってしまう…。
なんなら話せなくて諦める。

「伸びるのはこれからなのにっっ!!!」

そんな思いをしないためにも、是非この本の内容を、
日頃の英語学習に取り入れてもらえたらと思います!!

英語を学習する英語学習論: ―スピーキングと総合力―
英語を身に着ける為にかかる時間
宣言的知識と手続き的知識とは?

ネイティブ並みに話すために必要な3つの要素
 -十分な宣言的知識
 -大量学習・反復学習
 -時限訓練

英語を学ぶ効果的な4つのフレームワーク
 -意味重視のインプット
 -意味重視のアウトプット
 -言語形式の学習
 -流暢性の養成

英語を身に着ける為にかかる時間

まず前提として、母語話者は小学校入学までに17000時間以上の英語に触れ
大学入学までに50000時間もの英語時間の英語経験を積むとされています!
一方、日本人の場合中学・高校で約3000時間の英語に触れるだけだといわれています。

ネイティブスピーカーと比較して、英語に触れる時間が絶対的に少ないから、
これでは英語ができないのは当然ですよね…

そのレベルに達するには、効率的に学習したとしても、
1日3時間で10年間約1万時間もの学習が必要だそうです!
(ただ、ネイティブが英語に触れる時間よりははるかに短い時間で到達可能です。)

宣言的知識と手続き的知識とは?

英語の勉強方法論に入る前に、
宣言的知識と、手続き的知識という2つのタイプの知識について説明します。
この2つの知識のタイプの特性を理解して、
両方をバランスよく高めていくのが英語力を高める秘訣です! 

宣言的知識・・・言葉で内容を説明できる知識
⇒例)三人称現在単数形では、動詞にsをつけるなどの辞書的・教科書的な知識

手続き的知識・・・明確に言葉で説明できない知識
⇒例)自転車でよろけないようにバランスをとるなどの感覚的、抽象的な知識

このとき、
宣言的知識と、手続き的知識というのは、使っている脳の部位が違います!

ネイティブスピーカーが喋るときには、手続き的知識の部分の脳を使っており、
無意識的にすごく流暢にしゃべれるというわけです!
(私たちも日本語は無意識的に流暢にしゃべれますもんね)。 

そのため、英語を流暢にしゃべりたかったら、
手続き的知識を脳に叩き込まないといけないということになります!

一方で、日本で英語の授業を受ける場合、文法の授業とか、英→日訳読が殆どなので、
言葉で説明出来るほぼ宣言的知識しか獲得できません。
これでは、日本の英語教育では流暢に話せるはずがありませんよね…

英語を操るために必要な2つの知識

どれだけの英語を学んだか・・・宣言的知識 学んだ英語をどれだけ使いこなせるか・・・手続き的知識

どっちかに偏るのではなく、
①、②の両方をバランスを取って勉強するのが、一番効率がよいです!

知識としてしっているものを覚えているうちに何度も使って定着させて、
無意識的にでも使えるようにしていく。当たり前っちゃあたりまえですよね。

大卒のネイティブと対等に議論するには、
文法、語彙・表現などの宣言的知識が十分あって、
さらにそれを手続き的知識で無意識的に利用できる状態にならないといけないわけです。

 

 

ネイティブ並みに話すために必要な3つの要素

1、十分な宣言的知識

手続き的知識の獲得には幼児期のように、敏感期・最適期があるけど、
宣言的知識は大人になっても衰えることはありませんので、頑張って勉強しましょう!

語彙に関していえば、
【 Word Family】というものの数が重要になってきます。

Word Familyとは、「help」という単語を例にすると、
「helpless, helplessness, unhelpful, helped,helping」といった、
活用形・派生形などを一まとめにして1 Word Familyと数えます。

リーディングをするには 7000~8000 word families,
リスニングには6000~7000の word families
そして、ネイティブの大学生には10000のword familiesが必要との研究結果があります。 
最終目標としては10000のWord Familyの習得を目標とすればよいようです。

ただ、単語(Word Family)を覚える時は、
発音記号と一緒に覚えるのが必須です!

一方、文法については中学・高校で学んだ知識で十分とのことです。ただ、それを知らないと、日本語の文法知識が干渉して誤った解釈をする可能性があるので、文法知識が弱い人は頑張って勉強しましょう!!

2、大量学習・反復学習

実際に学んだ宣言的知識を手続き的知識へと変換するには、実際の英語の音声や文章を読獲得した宣言的知識(文の構造とか単語)が使われているのを何度も目にするうち手続き的知識として体に馴染んでくるのです。

この大量学習・反復学習については、やっているうちは中々伸びているのが実感できず辛いのですが、ある時突然自分の中で英語のレベルが飛躍的に上達する日がやってきます。これは、自転車の練習を例にすると、最初は何度も転倒していたのがあるときを境に転倒しなくなりスムーズに乗れるようになった感覚をイメージです。

3、時限訓練

これは、制限時間以内にしゃべるとか、最低何分はしゃべるという限・下限を区切って負荷を高めることにより、手続き的知識の獲得を目指す学習で、著者は強く薦めています。

英語を学ぶ効果的なフレームワーク

1、意味重視のインプット

聴解と読解の練習です。 

この練習で使う教材の単語は
最低95%,理想的には98%は既知であるもの
を使いどんどん処理をしていく訓練になります。

これをやることによって、インプット処理に使える・構文・文法・語彙といった宣言的知識の手続き的知識化を促します!

2、意味重視のアウトプット

話す練習と書く練習です。

概ね自分の知っている英語の宣言的知識を使ってアウトプットをする訓練です。

新しい語彙や表現の獲得も目指すほうが望ましいので、多少は自分の知らないことも盛り込んでいきましょう!

単語の98%がわかればインプットはできますが、話す・書くとなると一つの単語がわからないとビタッと止まってしまうので、自分の弱点となる部分が明確化されます。その部分にしっかり意識をして、英語を読む・聞く・話す・書くというアウトプットにも手続き的知識として使えるようになります。

ここでは、和文英訳ではなくて、自分の気持ちを直接口頭で表現したり、お題に対して英作文・スピーチしたりというトレーニングの方がおすすめです!

ここは留学しないと中々できない部分かなとも思います。

どんどん処理をして手続き的知識を獲得していくのがメインなので、わからなかった部分については、アウトプット訓練とは「別に」調べる時間を設けてください。

3、言語形式の学習

言語についての
語彙・表現・文法など宣言的知識を意識的に増加させる訓練です。

定期的に復習してしっかり定着させましょう!

4、流暢性の養成

自分のもっている宣言的知識フルに活かすための訓練です。
意味を伝えるのが目的で、宣言的知識としてしっていることを使って、時限訓練などを取り入れ早い処理を促します。

大量学習を心がけることが肝要です 

宣言的知識が流暢に扱えるようになると、
英語を読む・聞いた時に扱える語の塊が増えて、

自分が扱える・英語の流暢さ・正確さ・複雑さのレベルアップ全てが成し遂げられます!

さらに言語を学ぶ上では、自分が犯しやすいミスの傾向があるはずなので、ミスをしたと気が付いたら、その都度意識をして修正しないと、間違った知識が手続き的知識として定着しかねないので、間違えたらその都度直していきましょう!

例えば、英語のスピーキングだと 冠詞の a と anを間違えたりとか、三人称現在単数のsが抜けたりとか時制を間違えたりとかは気が付きやすいミスだけど犯しがちです!

 

ちょっとブログとしては長くなりすぎるので、続きは次回のブログで紹介します

 

 

要点まとめ

英語を学ぶ上で2つの知識が超重要!


宣言的知識
・・・言葉で内容を説明できる知識
手続き的知識・・・明確に言葉で説明できない知識

ネイティブスピーカーは、手続き的知識の部分の脳を使っています!そのため大卒のネイティブ対等に議論するには、
文法、語彙・表現などの知識が十分あって
さらにそれを無意識的に利用できる状態にならないといけません!

そのために必要なのが、以下の3つの要素フレームワークです!

ネイティブ並みに話す3つの要素

1、十分なボキャブラリー知識

「helpless, helplessness, unhelpful, helped,helping」といった、
活用形・派生形などを一まとめにして1 Word Familyという。
最終目標としては10000のWord Familyの習得を目標とする!
単語(Word Family)を覚える時は発音記号と一緒に覚えましょう!

2、大量学習・反復学

実際の英語の音声や文章を読んで、獲得した語彙・表現・文法無意識的に使えるように練習する

3、時限訓練

学習の時間を区切って負荷を高めることにより、もっと効率的に学習することが出来る!

英語を学ぶフレームワーク

意味重視のインプット(聴解と読解の練習)

よく使い慣れた教材を使って(理解度が最低95%,理想的には98%)構文・文法・語彙を自然と使いこなせるようにします!
学習の時間を区切って負荷を高めながら、定期的な復習をしましょう!
大量学習
が大切です!

意味重視のアウトプット(話す練習と書く練習)

自分の知っている英語の単語や文法を使ってアウトプットをする訓練です。
ここでは、自分の気持ちを直接口頭で表現したり、お題に対して英作文・スピーチしたりというトレーニングがおすすめ!
 


この本はブログの内容よりもはるかに内容が濃くて得るものが多いので、

本当に一読をオススメ致します。
得に留学に行きたいけどハードルが高くて・・・なんてちょっとでも戸惑っているあなた。読むだけなら留学にいくより安いのでぜひぜひ!!

このような効果的な自主学習を積み重ねが、
留学に向けたスタートダッシュになります!

皆さんも一緒に英語の勉強頑張りましょう!

さいなら!
以上、NILSスタッフのセブモンでした!

カテゴリ:英語の習得
タグ:TOEIC勉強法
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