“Thank you.” だけじゃない!?ありがとうを英語で伝える英語表現
英語で「ありがとう」という時に“Thank you.”以外の表現を知らなくて困った経験はないですか?
助けてもらったり、嬉しいことをしてもらったりした時、相手やその場に合わせた、感謝の言葉を伝えたいと思うこともあると思います。
英語には、同じありがとうでも様々な表現が存在します。そこで今回は“Thank you.”以外のありがとうの表現をご紹介します。
“Thank you.”以外のありがとうの表現を知りたい方にオススメの記事です。
1.カジュアルに使えるありがとう
“Thanks.”
ネイティブがよく使う一言で完結できるフランクな「ありがとう!」「ありがとー」という軽いタッチの感謝です。
“Thank”(感謝)が複数形になったモノ。友人同士で気軽に使うのがオススメ。くだけた言い方になる為、年上や上司には使わない方が良いでしょう。
“Thanks a lot.”
「本当にありがとう」「いろいろとありがとう」といったカジュアルな表現です。
しかし、“Thanks a lot.”には使い方によって注意しなければならないこともあります。なぜなら、感謝の意味とはほぼ反対の意味、いやみや皮肉を言う時に使われることもあるからです。
例えば誰かが、わざとか事故かわかりませんが、あなたの服を汚してしまった場合、あなたは皮肉の意味を込めてこう言います。“Oh,thanks a lot!”(あー、どうも)
こういう感じで、モノを壊されたとき、ちょっと頭にきたときに皮肉っぽく使われることもあります。
“Thank you always.”
「いつもありがとね」と気軽に言う時に使える表現です。
2.フォーマルな場面で使えるありがとう
目上、上司、ビジネスの方、初めて会った方など、特にスラング的な表現は使えません。
そのようなフォーマルな場合で使えるありがとうを紹介します。
“Thank you very much.”
“very much”をプラスして強調する表現で、「ありがとうございます」と言いたい場合に使います。
「あなたにとても感謝しています」という意味を持ちます。ちなみにですが、“Thank you a lot.”と言うことはできません。
“I really appreciate it.”
(心より感謝申し上げます)
“appreciate” (アプリーシエイト)は、「感謝する」という意味の動詞です。
“Thank”も「感謝する」という動詞ですが、“appreciate”の方がより丁寧です。
丁寧な言い方ですが、友達などに使用する場合もあります。その場合は、主語の“I”を省略して、“Appreciate it.”という使い方もできます。
“I’m grateful to you.”
(あなたに感謝しています。)
“I’m grateful” は“Thank you.”のフォーマルな表現。“grateful”は常にbe動詞セットで“be grateful”という形で使います。
また、感謝している人の前には“to”をつけます。
3.お洒落なありがとうの表現
“I owe you one.”
(一つ借りができたよ。恩に着るよ。)
“You are the best.”
(あなたって最高!)
カジュアルな場面でしか使うことはないでしょう。本当に助かった時に「あなたって最高!」と言いたくなると思いますので、ぜひ覚えて使いましょう。
“Many thanks.”
(いろいろありがとうございました!)
メッセージカードなどにも書けるお洒落でかっこいい「とてもありがとう!」という表現。
4.SNSで使えるありがとうの表現
“THK”
“Thanks.”(ありがとう)の略語です。
“TK”や“TX”と略す人もいます。
これはわかりやすいですね。
“Thanks for the follow.”
(フォローしてくれてありがとう)
SNSでフォローしてもらった時に使える表現です。
“Thank you for your quick response.”
(早い返信をありがとう)
“response”は「反応」という意味です。覚えていると便利ですよ。
“Thank you for your complements.”
(お褒めの言葉、ありがとう)
“complements”は「賛辞、褒め言葉」という意味です。
英語圏では褒め言葉をよく使う為、その返しで使える「ありがとう」の表現です。
5.強い感謝を表現するありがとう
“I can’t thank you enough.”
(感謝しても、しきれません)
“I have no words to express my gratitude.”
(言葉で表せないほど感謝しています。)
“express”は「表している、表現する」、“gratitude”は「感謝」という意味です。
“Thank you from the bottom of my heart.”
(心の底から感謝しています。)
“from the bottom of my heart”で「心の底から」という意味です。
まとめ
いかがでしたか。今回は“Thank you.”以外の色々なありがとうの英語表現を紹介しました。
最初の内は上手く口から出ないかもしれませんが、沢山インプットとアウトプットを繰り返してモノにしてください。
そして「ありがとう」と感じた時にはすぐ言葉にして、相手やシーンに合わせて感謝の気持ちを伝えましょう。
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