NILSで英語を学び、オーストラリアでワーキングホリデー!そうだ『ファームに行こう!』
初めまして!
本日の記事が初投稿になります!
フィリピンセブ島にあります語学学校NILSインターン生のPONちゃんです!
自己紹介
まずは簡単に自己紹介させて頂きます。
とんこつラーメン大好きな福岡出身。
28歳の時に、人生最後のチャンス!と一念発起し、そこから一年間お金を貯めてオーストラリアにワーキングホリデーに。しかしまだまだ英語力が足りないことを痛感し、セブ島の語学学校『NILS』に留学することを決意しました。
現在セブ島に住んで約10週間が経とうとしています。
オーストラリアでの経験なども含め、この記事を読んでいる方のお役に立てる記事を書いていけたらなと思っています!
宜しくお願いします!
今回はそんなオーストラリアでのワーキングホリデーの時の仕事『ファームジョブ(オーストラリアの広大な農場で働くお仕事)』についてお話したいと思います。そもそも大前提に、「なんでオーストラリアに来てまでファームで働く必要があるの?」と思う人も多いかと思います。
ファームで働く理由
オーストラリアには「セカンドワーキングホリデービザ」という制度があり、特定の地域(郊外や田舎)にて、特定の業種(農業、漁業、林業、鉱山業、建築業等)に88日間従事することによって、「セカンドワーキングホリデービザ」を申請する権利を得ることが出来ます。
「セカンドワーキングホリデービザ」があれば、31歳になるまでの間にもう1年オーストラリアに滞在することが出来るのです!
※2017年1月1日から年齢制限が35歳までに引き上げられるという政府案が出ていましたが、現段階では現状のまま30歳までのようです。気になる方は情報を追いかけてみてください^^
そんな特定業種の中でも、オーストラリアの「ファーム」は比較的仕事が見つかりやすく働きやすい為、セカンドワーキングホリデービザを申請したい多くの日本人がオーストラリアの様々なファームで働いている、という訳です。
セカンドワーキングホリデービザ取得の条件については、セカンドビザ申請時に記入する以下のフォームに詳しく書かれています。
http://www.border.gov.au/Forms/Documents/1263.pdf
またセカンドワーキングホリデービザについての正確な情報については、下記オーストラリア移民局のサイトをご確認ください。
https://www.border.gov.au/Trav/Visa-1/417-
僕の場合
シドニー入国
↓
6週間滞在(内5週間は語学学校に通学)
↓
メルボルンに移住
↓
24週間滞在(内12週間は語学学校に通学、19週間は寿司屋で働く)
↓
その後にダーウィンというオーストラリアの北の真ん中に位置する街から、車で2時間半ほどのところにあるDouglasという超ど田舎のファームにて20週間働きました。
はっきり言って、「ファームなんて、セカンドビザ取得するために必要じゃなければ絶対に行きたくない!」というのが行く前の僕の正直な気持ちでした。
しかし、今ならはっきりと言えます。
ファーム、めちゃめちゃ楽しかったです!笑
ただ、あくまでこれは僕自身の感想です。実際にファームで出会った友達から「前のファームはひどかった。。」という話もたくさん聞きましたし、もっと言うと僕が働いていたファームでもすぐに辞めていかれる方も数名いらっしゃいました。はっきり言って、こればかりは個人差や運もあるかと思います。
今後ファームに行かれる方が、良い環境に恵まれるように願っています。
ファームジョブの見つけ方
僕の場合はメルボルンで知り合った個人でエージェントをされている方から、シドニーの韓国系エージェンシーを紹介して頂き、そこからKatherine(キャサリン)という小さな町の近郊にあるファームジョブを有料($300)にて斡旋して頂きました。
現地ファームジョブ斡旋エージェントはメリットとデメリットがはっきり出るところですが、僕自身あまり良い印象を抱いていないというのが正直なところです(^_^;)
さてさて、そんなこんなでセカンドビザを取るべく遥か彼方のど田舎まで来たわけですが、、、
最初はトラブル続き!
エージェントにここのファームで働けるよ、と言われていたKatherine近郊のメロンファーム。
いざ現地に行ってみると「現在、人がいっぱいの為働けません。」って…
それ詐欺じゃん! から始まりました(笑)
結果、同じ会社が持っているサンダルウッド(sandalwood)というお線香や香水などの原料になる香木を育てるファームで働くことになりました。Katherineに来る前までオーストラリアでも都市部に住んでいた僕にとっては、そこでさえとてつもない田舎に感じていましたが、その後移動したDouglas Daly(ダグラス デリィ)という場所はそんなKatherineが大都会に思えるくらい…
更に何もない場所でした。。。
Douglasがどれくらい田舎だったかというと。。
・そこにあるのは僕らのアコモ(accommodation、住むところです)と関連施設だけ。本当に周りには何もない。オーストラリアの広大な大地にぽつんと簡易宿泊施設が建てられたイメージ。
・基本電波は入りません。(電波塔のあるエリアだけ一部繋がる)
・週1、2回は停電(ここ先進国だよね!?)
・最寄りのスーパーまで車で2時間
・周りに娯楽施設なんて何もなく、大自然のみ。車で30分(それでも60km先)の所にあるツーリストパークが近くにある唯一の施設(小さなレストランとプールやアコモがあります)
・野生のカンガルーとワラビーに日常的に会える →実はこれ、彼らは突然飛び出してくるので夜間に車を運転する時は本当に危険なんです。オーストラリアの地方で運転する予定のある方、気を付けてください!一晩に100匹以上目撃するという凄まじい夜があったのですが、その日に2m超えのカンガルーに突撃されて車のドアミラーが吹き飛びました(T ^ T)
もうカンガルーとワラビーは見たくありません;;笑
アコモの一角
ご近所
こんな感じで、挙げればキリがないくらいど田舎だったファーム生活ですが。。
なぜ楽しかったのか?
自分の1日のスケジュールを書いてみました。
一日のスケジュール
早朝
4:15 起床、仕事の準備
4:45 朝ごはん
5:00 ピックアップ→会社のバスに乗り、みんなでファームに移動
5:45 業務開始
10:30頃 15分の休憩
12:00頃 15分の休憩
13:00 業務終了→バスでアコモに戻る
14:00 筋トレ→シャワー
15:00〜17:00 フリータイム!(ご飯 or ビール or 部屋でゲーム or 友達とお喋り)
18:00 お勉強
20:00 部屋に戻り歯磨き、明日の準備
22:00 ゲームをしながら眠くなったら就寝
広大なファーム
仕事風景
仕事後の筋トレ(シャワー前なので基本的にパンツ一丁です笑)
週末はまた違ったスケジュール(ひたすら寝たり、夜中までパーティしたり、町まで出かけたり)でしたが、平日はこんな感じで過ごしていました。
※ちなみに僕はルームメイトのPS Vitaを借りてFF10を全クリしました笑
ファーム生活~メリット~
ファーム生活の良かった点は
・とても健康的な生活を送れた →毎日ひたすら筋トレをしてちょこっとムキムキになれます。
・周りになにもなく、インターネットも使えない為、仕事が終わった後の自由時間を全て自分の好きなことに集中して使える →この自由時間に勉強した英語は未だに役立っています
・お金を使う場所がないので、貯金しやすい
・英語が苦手でもどうにかなる!(もちろん出来るに越したことはないです。)
・普通に生きていたら一生出会えなかったであろうCrazyでFunkyな最高の仲間達に出会えた
ファーム生活~デメリット~
ファーム生活でのデメリットは
・灼熱の中でのハードなファーム仕事
・銀行口座の開設など、街でしか出来ない用事を済ませるのが大変
・インターネットが常時使えない
・ハエが尋常じゃないくらい多い
・停電するたびに洗濯機が止まったりで不便すぎてたまに泣きそうになる
・まさかの日本人と韓国人だらけで、英語環境ではなかった →これは僕の居たところ限定かもです。もちろんヨーロピアンやオージーもいるし、タイワニーズもいたので英語学習は自分次第で何とでもなります!
などなど。。
ここでは語り切れないくらい想い出の濃かったファーム生活でした。
閉鎖的過ぎてこんなことも!?
たまたまミュージシャンの人がいて、映像関係の仕事を目指している人とタッグを組み、僕らが働いていたファームがテーマの結構ガチなMusicVideoが出来たりもしました笑
良かったら是非チェックしてみてください。笑
https://vimeo.com/185771286
とにかく、
シティでの暮らしよりも断然楽しかったです!(ほんとに?笑)
仕事はハードでしたが、女の子もたくさん働いていましたよ。
オーストラリアではNILSの卒業生たちにもたくさん会いましたが、やはりNILSに留学されていた方の英語は一味違いました!
NILSで学んだ英語は、海外で必ず役立ちます!!
今現在海外にいる方も、これから海外へ行かれる予定の方も、ぜひ我が校NILSへの留学をステップアップとして活用して頂ければ幸いです☆
今後オーストラリアにワーキングホリデーで行くご予定の方は、是非プランの一つにファームも入れてみては??
最高の仲間たちに出会えること間違いなしですよ!!
セブ島留学やNILSの事が気になったらお気軽にお問合せください!