英語で楽しくプレゼンテーション!ニルスの月次イベント【PhotoJournalism】
語学学校NILS(ニルス)では毎月必ず月次イベントを行っています。1月は“PhotoJournalism”(フォトジャーナリズムコンテスト)がありました。
このコンテストでは、普段の授業の成果を英語でプレゼンテーションという形で、生徒さん同士が互いに発表し合いました。こうしたコンテストの概要や、実際のコンテスト風景、積極的に参加してくれている生徒さんへのインタビュー内容を紹介したいと思います。
目次
英語を使った楽しい月次イベント
2018年の月次イベントリスト 1月 Role Play(演技) 2月 Singing Contest Duo(デュエット歌合戦) 3月 Essay Writing Contest(エッセイコンテスト) 4月 Family Day for NILS Staff(スポーツフェスティバル) 5月 Debate(ディベート) 6月 Speech Contest(スピーチコンテスト) 7月 ー2018年は開催なしー 8月 Declamation Contest(演説) 9月 Charactter of the day 10月 Halloween Party(ハロウィンパーティー) 11月 Spelling Bee(単語の綴りの正確さを競う競技会) 12月 Christmas Party(クリスマスパーティー) |
「月次イベント」とは毎月ニルスで開催しているイベントのことです。どんなことを目的にしているのか、次に紹介します。
月次イベントの概要
ニルスでは毎月月末の木曜日に、月次イベントというものを行っています。このイベントには2つの目的があります。
1つ目は、生徒さんに自分の英語力の成長を感じてもらうためです。英語の成長を感じる瞬間は、実際に使用しているときです。そのため、生徒さんにアウトプットの機会の1つとして、月次イベントを利用してもらおうと行っています。
2つ目は、生徒さんがお互いの発表を視て、互いに刺激しあうことを目的にしています。他の人の英語力を見て、もっと頑張ろう、他の人はこんなことも習っているんだと、モチベーションを上げてもらうためです。
また金曜日は卒業式があるため、月次イベントは木曜日に行い、多くの人が参加できるようにしています。フィリピン祝日が金曜日、木曜日の場合は、先生がお休みのため、別の曜日に変更になります。
英語を使った楽しいイベント1月はフォトジャーナリズムコンテスト
1月は写真を使って、英語でプレゼンテーションを行うフォトジャーナリズムコンテストが行われました。
フォトジャーナリズムコンテストの概要
このコンテストは生徒さん全員が参加することができます。参加したい人は、担当もしくは教室の先生に参加希望の旨を伝えます。
今回のテーマは“Exploring the Beauty of Life(日々の生活で見つけた美しい瞬間)”を撮影した写真を1枚選び、発表会前日までに担当者に写真を提出します。第三者によって撮られた写真や、サイトに載っている写真の使用は禁止です。
フォトジャーナリズムコンテストの目的
テーマに沿った写真について英語でプレゼンテーションを行い、日々の授業で培った英語のアウトプットをしてもらうことを目的としています。
フォトジャーナリズムコンテスト審査員の評価の観点
審査員は以下の4つの観点から、総合評価で1位を決めます。
- Relevance to the Theme 30%
テーマをしっかり理解した写真選定が行えているか。 - Message Content 30% (メッセージ内容)
スピーチによって、その写真から伝えたいことをどのくらい伝えられているか。また発表者がどれだけ、写真の創造性を伝えられるか。 - Originality and Creativity 20% (独自性と創造性)
発表者がどれだけ写真の要素を使うことが出来るか。また、その写真に独自性が含まれているか、面白い手法で撮られているか。 - Overall impact 20% (総合的インパクト)
聴衆の心を写真や、その発表によってどのくらい掴むことが出来たか。
留学の成果を!コンテスト当日
今回は6名の参加者がいました。
最年少はなんと5歳!参加者と担当の先生の紹介があった後、ステージ側に着席していきました。
いざ、プレゼンテーション!
順番が事前に決められており、1番の人からスタートしました。始まる前までは、少し緊張している様子が見られましたが、皆さん本当にたくさん練習してきたんでしょう。発表の時には、自信を持ってプレゼンテーションしている姿が見られました。それぞれ読み方や表現方法が工夫されていて、ジェスチャーの付け方や、写真を見せるタイミングなど発表者によって異なりました。そしてほとんどの生徒さんがプレゼン内容をしっかり暗記し、その英文がかなり長文で作られていました。
月次イベントは開催日程から2週間以内に発表されるので、それから準備を行います。その後先生に添削してもらい、暗記作業、発表練習、と進めていきました。他に授業を受けながら行うことは、とても大変だったと思います。
先生達によるレクリエーション!
最終発表者のプレゼンテーションが終了後は、皆さんお待ちかね(?)の先生達によるレクリエーションが行われました。今回は、先生達がみんなの前でダンスと、ギターを使いながら歌ってくれました。セブ島に滞在していると、フィリピンの人達は本当に歌が好きで、上手だなと幾度となく感じる機会があります。ニルスのフィリピン人の先生達も本当に陽気で、明るい人達ばかりなので、レクリエーションもとても盛り上がりました。
結果発表
結果発表の前に、参加者全員が1度参加を記念して表彰されました。
そして待ちに待った結果発表です…!3位から順番に表彰され、最後に1位の表彰です。今回1位を取ったのは、北村さん(3ヶ月留学の大学生)です!
英語でプレゼンするための取り組み
1位を取った北村さんに、どうやってこのイベントに取り組んだのかインタビューしました。
出場決定は2日前
--どうしてジャーナリズムコンテストに参加しようと思いましたか?
仲のいい教室スタッフの先生に2日前くらいに参加しないか?と声をかけられました。誘われたら断らないと決めているので、参加することにしました。
--どうして断らないと決めているんですか?
せっかくのチャンスを断ってしまったら、自分の可能性も狭めてしまう気がします。出来るかも知れないことをためらわないで、挑戦するようにしています。
--今までもニルスのイベントに参加されましたか?
ニルスに来たのが12月で、それから行われていたクリスマスイベントやチャリティーイベントなど参加しています。子供が好きなので、チャリティーイベントは複数回参加しています。
--そうした学校のイベントに参加する、醍醐味ってなんですか?
こうしたイベントは先生達と関わる事が出来て、仲良くなれるチャンスです。今回のジャーナリズムコンテストでも、原稿作成や読む練習で先生達にとても助けてもらいました。夜中に原稿を先生に送って、添削してもらったり、先生達の空き時間に相談させてもらったり。これら全て、英語を使う機会が出来るのでとっても勉強になります。
先生達に沢山助けてもらった
--2日前からの準備だとかなり大変だったのではないですか?
テーマが“Exploring the Beauty of Life(日々の生活で見つけた美しい瞬間)”だったので、写真選定から迷いました。でも、スピーチコンテストと考えて、ストーリー性のある写真を選びました。
--文章などは初めから先生と作成したんですか?
どんな内容を書いたらいいか、先生と最初に話しました。そして自分で文章を作って、先生に添削してもらって完成まで持っていきました。
--コンテスト中原稿内容を全く見ないで話していたけど、いつ覚えたんですか?
コンテスト当日の授業全て、ジャーナリズムコンテストに使いました。各授業で先生達に自分の発表を視てもらって、内容や話し方にアドバイスしてもらいました。
たくさんの協力があって獲得した1位
--本番当日は緊張しましたか?
最初の入りだけ緊張しました。他の参加者さん達と違って、マイクを使わず発表したのですが、大きい声を出すことによってリラックス出来ました。
--ジャーナリズムコンテストを終えて、達成感などはいかがでしたか?
短い期間でしたが凄くありました。1位をとれたことも凄く嬉しかったのですが、それまでにメインの先生や他の先生達みんなにとても助けてもらいました。そうした支えがあって、結果を残せたことが何より嬉しかったです。協力してくれたことにとても感謝しています。
--イベントの参加を迷っている人達に、一言お願いします。
絶対に参加するべきだと思います。先生達と仲良くなれるチャンスです。先生達と仲良くなれば、週末出かけたりも出来るし、英語を使う機会も増えて勉強になります。こうしたイベントの最中も、準備に先生達と英語を使います。絶対身になるので、ぜひ挑戦してみて下さい!
北村さんの3ヶ月の留学体験を、更に詳しくインタビューさせていただいています。記事はこちら。
【体験談】セブ島で3か月留学の内2か月が終了した大学生の北村さんに今の感想を聞きました
おわりに
いかがでしたでしょうか?ニルスのこうしたイベントを、ぜひ授業で学んだ英語のアウトプットの機会として利用してみてください。
ちなみに3月は「Speech Choir」というイベントが開催予定です。留学にいらっしゃっている方はぜひご参加ください!
他の生徒さんとの交流の機会にもなるので、充実した留学生活を送ってもらえます。興味を持った方は、ぜひお問い合わせをお待ちしております!